現在完了と言い訳

「現在完了は言い訳する時に使えるのではないか」と ChatGPT に質問してみました。

まずは一般的なおさらいです。現在完了(have/has + 過去分詞)は、「今と関係のある過去の出来事」などを表すときに使います。

1. 経験(~したことがある)

  • I have been to Kyoto.
     (京都に行ったことがあります。)
  • Have you ever tried sushi?
     (寿司を食べたことありますか?)

2. 完了・結果(~したところ/~してしまった)

  • I have just finished my homework.
     (ちょうど宿題を終えたところです。)
  • She has lost her keys.
     (彼女は鍵をなくしてしまいました。)

3. 継続(ずっと~している)

  • We have lived here for ten years.
     (私たちはここに10年間住んでいます。)
  • He has worked at that company since 2015.
     (彼は2015年からその会社で働いています。)

現在完了を「言い訳」で使うのは超リアルな日常英会話のネタでした。
「(まだ)やってないけど理由がある!」ってときは、現在完了の出番です。

【親が子どもに聞く】

Parent:
Did you clean up your room?
(部屋、片づけたの?)

Child:
I have just finished my homework.
(今ちょうど宿題が終わったとこ。)

  • 親の質問は「Did you~?」という過去形。部屋を片づけた「という事実」だけを確認している。
  • 子どもの返事は「I have just finished…」という現在完了。これは「宿題が終わったばかり」と直接質問には答えず言外には「片付けしていない」と言い訳しています。

「言い訳」の 現在完了をいくつか紹介します。友達同士やちょっと軽い会話で使えそうなやつです。

■ 言い訳いろいろ

1. 返信をしなかったとき

Friend:
Why didn’t you text me back?

You:
I’ve been staring at the message for an hour… I just didn’t know what to say.
(1時間くらいメッセージ見つめてた…返事の仕方分かんなくて。)

2. 起きれなかったとき

Friend:
You missed the meeting again!?

You:
Yeah… I’ve been trapped in a very serious relationship with my bed.
(うん…ベッドとの深い関係にハマってた。)

職場で使えそうな「状況説明」の現在完了を紹介します。

■ 状況説明いろいろ

1. 資料の提出が遅れてる

Boss:
Have you sent me the report?

You:
Not yet, I’ve been double-checking a few things just to make sure it’s perfect.
(まだです、いくつか確認してて…完璧にしたくて。)

2. メールを見逃していた

Colleague:
Did you see my email from this morning?

You:
Oh no, I haven’t checked my inbox since the meeting. I’ll look now!
(あ、今朝の会議以来メール見てませんでした。今すぐ確認します!)

3. 会議に遅れた

Manager:
You’re late. Again.

You:
I know… I’ve been stuck on a call with a client.
(すみません…クライアントとの電話が長引いてました。)

4. 進捗があまりないとき

Teammate:
How’s the project going?

You:
Honestly, I’ve been trying to gather all the info before moving forward.
(正直、進める前に情報を全部集めようとしてて。)

ChatGPT に現在完了が「言い訳」で使えるのか確認したら全然ありのOKでした。

「言い訳」するような場面で、現在完了を使うと直接の回答を避けつつ「状況説明」でき、言いたいことがピッタリとハマるとわかりました。

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