比較の表現 as 〜 as が何故「同じくらい」となるのか、特に最初のas の意味、使い方がわかりません。ChatGPTに質問しました。
1 最初の as は、「〜と同じ程度に」「〜と同じレベルで」という意味の 副詞 です。
as tall
は「同じくらい背が高く」という 程度(レベル) を表しています。
後ろの as は、「〜と比べて」「〜と同じく」という意味で、比較の相手を導く as です。
as tall as B
B と同じくらい背が高い
2 「最初の as 、単独でも使われる?」
最初の as は「程度を表す副詞」なので、後ろの as がなくても普通に使えます。
He is as tall.
これは 文としては成立 する。意味は「彼はそれと同じくらい背が高い」
ただし「何と比べて?」が文脈でわからない。
John is tall. Mike is as tall.
ジョンは背が高い。マイクも 同じくらい 背が高い。
この as は、「さっき出た程度と同じくらい」という 指示語的な as です。
「同じレベルで〜」 という意味になります。
3 as of today の as を教えてください。
as of today
この as の意味は、「〜という立場・基準で見ると」です。
as of today
は直訳すると 「今日という時点を基準にして見ると」という感じ。
- today → 時間の基準点
- as → その基準に「合わせて」判断する
As of today, the price has increased.
本日現在、価格は上がっています。
The rule is effective as of April 1.
その規則は 4月1日付で 有効です。(契約書・ニュースで超頻出)
4 as of の of は何でしょうか。
as of の of は「〜から見て」「〜を基準にして」という意味を作る 前置詞 です。
of の中心イメージは「起点・基準・所属」です。
- as → 〜という立場・見方で
- of today → 今日を基準にして
「今日という時点を基準にして見ると」になります。
なぜ at today / in today ではダメか。
- at / on / in 単なる「時」を指す
- of 基準点・起点
as of April 1
「4月1日に」ではなく、「4月1日を境にして」「4月1日現在」という意味になる
of が基準を作っているからです。
5 as of で of も基点を表すのであればなぜ as がついているのでしょうか。
of は「基点」は示せても「その基点に立って判断する」という視点が足りない。
それを補っているのが as です。
of の仕事
of = 基準点そのものを指定
of April 1
4月1日 という点
でもこれだけだと「何をどうする基準なのか」はまだ曖昧です。
as の仕事
as = その基準に“合わせて見る”という立場・評価
as of April 1
「4月1日という時点に立った“見方・判断”として」
of today だけだと?
The price has increased of today.
文法的に不成立。
of は“基準点”を置くだけで、文全体を評価する働きがない からです。
As of today, the price has increased.
「今日という時点に立った判断では、価格はすでに上がっている」
英語では
「いつの時点の話か」
「どの立場の判断か」
を厳密に区別します。
- of → 客観的な基点
- as → その基点を採用する判断・視点
両方必要。
まとめ
- of:基点を置く
- as:その基点に立って判断する
- as of:「〜時点現在の判断では」
6 他の as
as if 〜
as though 〜
※ if と though の違いはほぼなし(though の方がやや文語・硬め)
「〜という前提・見方に立つと」
as if 〜
「〜という仮定に立って見ると」
He talks as if he knows everything.
彼は 何でも知っているかのように 話す。
She looked at me as though she were angry.
彼女は 怒っているかのように 私を見た。
He talks as if he knew everything.
実際は 知らない
→ 現実とズレた仮定
→ 仮定法過去
as to
「〜に関して」(かなりフォーマル)
ここでも as = 観点・立場。
as to the plan
「計画という点に関して言えば」
We have no information as to his whereabouts.
彼の居場所 について 情報がない。
as はもう「意味を当てに行く単語」じゃなくて
「文の視点を決めるスイッチ」 に見えてきます。
7 as の歴史的な意味の広がり
① いちばん古い as(古英語 alswā)の意味は、実はこれだけでした。
「同じように」「同様に」
- as tall as
- as well as
は、この 最古の意味をほぼそのまま保っています。
② 次の段階で起きた意味の拡張がこれです。
「同じように」
→ 「それを基準として」
ここで 比較 から 基準 へ視点が広がりました。ここから生まれたもの
- as of today(その時点を基準に)
- as far as I know(その範囲を基準に)
- as to(その点を基準に)
「同じ=基準をそろえる」という発想です。
③ 基準ができると、次に起こるのがこれ。
「その基準に立つ」
→ 「その立場・役割として」
He works as a teacher.
教師 という立場で
※これは比較ではなく
役割・資格の as
④ 次の飛躍 「立場」 → 「仮定・見方」
「その立場に仮に立つとしたら」
- as if / as though
He talks as if he knew everything.
「知っている という立場に仮に立って見ると」
⑤ さらに抽象化が進みます。 「基準」 → 「時間・条件」
時間
as of April 1
as soon as
「その時点を基準に」
条件
as long as
「その状態が続く限り」
⑥ なぜ as は万能になったのか
理由はシンプルです。
as は「関係を示す語」 であって
中身を限定しない から。
- 形容詞が来れば → 比較
- 時が来れば → 時点
- 人が来れば → 役割
- 文が来れば → 仮定・条件
接着剤みたいな語 です。
⑦ like との違い
- like → 見た目・性質の類似
- as → 視点・立場・基準の一致
だから
He works like a teacher.
教師 っぽく
He works as a teacher.
教師 として
⑧ 進化のまとめ
同じ
↓
基準をそろえる
↓
その基準に立つ
↓
立場・役割
↓
仮定・条件・時間
これが as の意味の進化ルート です。
最後に、as を一行で言うと
as = 視点・基準・前提を設定する語
比較も、時間も、理由も、条件も
全部そこから派生しています。
- 比較
- 時点
- 条件
- 仮定
- 役割
- 前提
全部同じ。
「as を1枚の地図にする] (意味の広がり)
┌ 比較
│ as tall as
│
同じ ──→ 基準 ──┼ 時点
│ as of today
│
│ 条件・時
│ as long as / as soon as
│
│ 仮定・見方
│ as if / as though
│
│ 立場・役割
│ as a teacher
│
│ 範囲・話題
│ as far as / as to
全部「基準」が違うだけ。

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